介護

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利用してもいいのかしら?

さて、前述のEさんの話の続きです。

1ヵ月おきに交代するEさんの介護。次女の担当した1ヶ月が過ぎてからEさんはデイサービスに復帰しました。復帰したEさんをみたデイサービスの職員は正直、愕然としました。

どうやら次女が面倒をみていた1ヶ月の間、一日中車椅子に座りっぱなしの生活だったらしく、体が動くことが無いので体中の関節が硬くなり立ち上がりに非常に時間がかかるようになったり、お尻の辺りに褥瘡(じょくそう)ができていたり、車椅子から落ちたときの傷があちこちにあったり・・・。もちろん悪い事だけではありませんでしたが、全体的に見て著しい機能低下になっていたのです。

それでも次女は「私なりにできるだけ頑張ったから・・・。」という感じで、ある種の達成感を感じていたようでした。私達はEさんがデイサービスに通っている間に機能回復を目指し、2ヶ月間頑張りました。・・・ですが、次女の所へ行ってしまうと、私達が頑張った分が全て帳消し以上になる位の状態でEさんは復帰してくるのでした。

そしてそんな事を繰り返しながら1年が経ちました。Eさんはすっかり機能が低下してしまって、ご飯の食べる量も減り、介助をつけてもほとんど歩けなくなってしまいました。私達はこれ以上Eさんの機能が低下してしまったら在宅での介護は無理になってしまうと話を職員同士のミーティングでしていました。

と、ある日次女が突然デイサービスに来たのです。現場の主任と話すこと3時間、次女は晴れ晴れとした顔で帰っていきました。次女が来た理由というのは、「介護に疲れを感じるようになった事」「年齢のせいもあるがEさんの機能低下が著しくなり自分の介護に問題があるのでは?と疑問を抱き始めた事」「色々調べたが施設の利用は必要な事ではないかと思い始めた事」などでした。

次女は当初、自分で何とかなると思っていた介護も根をつめすぎて、結果として自分を追い詰めてしまったのでした。その後、次女はEさんのデイサービスやショートステイ等再開させ、介護施設との上手な連携を試みるようになりました。 

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