介護

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自分は完璧ですか?

介護する方の性格により、介護の仕方というのは千差万別になってきます。「話」を重点に心のケアをモットーにする方、「食事や清潔」を重点に体のケアをモットーにする方、被介護者の「状態」に合わせながら色々あると思います。
皆さんは完璧に介護をしていますか?・・・・・私としては、できれば「いいえ」と答えてほしいです。びっくりされるかもしれませんが、私はそれでいいと思います。※あまりにもずさんな介護は論外になってきますが・・・。

人というのは、必ず一長一短を持ち合わせています。介護をする時にも一長一短というものが出てくるものです。一短について考えてみると、「これがどうしても上手く出来ない!」というのが最低でも一人一個はあるということです。

完璧な介護を目指すとなると、この一短を完全になくさなければならないのです。もちろん、一短をなくそうとする努力は必要です。しかし努力を必要以上にしてしまうと、徐々に自分の短所が嫌になってきたり、自分を責めたりしてしまう事になりかねません。私個人、努力はとても大事で必要な事だと思っていますが、ほどほどに止めておいてほしいとも思っています。

私の知人で、とても真面目で几帳面、その反面で少々面倒な事は嫌がる性格な介護者がいます。その方は仕事をしながらの介護を続けていました。仕事をしながらというのは、体力的にも精神的にも大変だったと思います。しかし、その方はそれでもなんとか仕事と介護を両立させようと頑張っていました。そんな頑張りを見て、私達もできるだけの援助・サービスを提供していました。

しかし、ある日その方が私達の元へ相談にやって来ました。その内容は「自分の短所である『面倒な事を嫌う性格』というのが、被介護者に迷惑をかけているのではないか?もしそうなら自分は介護者の立場を他の人に任せた方がいいのではないだろうか?」という事でした。しかし、私の見たところでは「面倒な事を嫌う性格」というのは大きく問題になるものではありませんでした。介護は至って献身的で、仕事の合間とは思えないくらい良くやっていたと思っていたほどでした。

私達から見て気になる点としては、時折仕事に疲れた時などは部屋をいつもよりきれいに片付けなかったり、洗濯物を少し溜めてしまっていたりする程度のものでした。実際に2~3日経てば部屋はきれいに片付けられ、少し溜まった洗濯物をまとめて洗濯していたので、全く問題が無いと思っていたのですが・・・・・その方にとっては几帳面な性格がそれを許せず、とうとう自己嫌悪に陥ってしまうくらい悩んでしまいました。

私達はその方に「介護者と完璧に介護をこなさなくてもいい事」と「その際には被介護者に了解をもらっておけば更に良い事」など少し時間をかけて説明したところ、ようやく肩の荷が下りたらしく、にこやかに帰っていきました。

この様に、完璧を目指しすぎ、肩に力が入りすぎてしまった人ほど、完璧になれないと自覚した瞬間に自己嫌悪に陥りやすいのです。ほどほどに完璧を目指してみましょうね。

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