介護

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会話とは、心と心のやりとり(2)

~寝たきりであんまり話もできないからと思っている方へ~

まずは寝たきりの被介護者の気持ちになってみて下さい。

一日のほとんどをベッドの上で過ごし、床ずれなどで体があちこち痛く、誰も話し相手がいなく、話をしてくれる相手もいない状態・・・それは、ただ単調に生かされている毎日ではないでしょうか?

この歳になるまでその人なりに頑張って生きて、しかもこの方がいたからこそあなたとご主人が出会え、今のあなたがいるのではありませんか?

身体の介護の方が大変で話をする余裕が無いと思われるかも知れませんが、被介護者は【身体の介護をしっかりしてもらい、会話や話しかけがほとんど無い介護】と、【身体の介護は必要最低限で、会話や話しかけを重視する介護】のどちらを望むのでしょうか?私の知っている限り、ほとんどの方が後者を望みます。

ベッドの上で迫り来る「人生の終わり」を感じつつ、ただ毎日を過ごしていかなければならない生活におかれていても、少しの間でも人に触れ、話をしたり聞いたりして心に触れ、その苦痛を忘れたいと思うものです。

もう会話ができる状態ではないのであれば、外の状況など語りかけてあげて下さい。例えば外で桜が咲き始めたらその事を話し、もし拝借できるのなら枝を一本頂いて、被介護者が見えるような位置に花瓶にさして置いてもいいと思います。夏は朝顔、秋は紅葉など季節感のあるものもいいですね。もし植物が苦手な方なら、昔の旅行へ行った時の写真など持ち出して昔話をしてもいいと思います。そして話が終わったらその写真を見えるように立てかけて置いておいたら素晴らしいですね。(注意:ただ置きっぱなしで、気がつけば2ヶ月もそのままだったということは無いように!)

こうした事を続ける事は被介護者に大きな活力になると思います。もしかしたら、ほんの少しでも会話ができるようになるかも知れませんよ。その時は、あなたにとっても大きな喜びへと繋がると思います。

そして、なぜこんなに会話を進めるかというと、会話も立派な介護だからです。そして、会話をすることによって、あなたの人生の中でも大きな経験となる確信があります。

耳を傾けて下さい。そして、心の声を聞いて下さい。心と心で会話して下さい。その中によりよい介護のヒントがあるのですから。 

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