要支援2とは、介護保険制度における被保険者が判定及び認定される要介護度区分のひとつで、認定区分の中では要支援1に続いて要介護の状態が軽いとされている区分です。
要支援2では、要支援1と同じく「介護を目的としたサービス」を提供するのではなく、要介護状態にならないための予防策としてのサービス提供を行っています。要支援2は、要支援1の認定よりも多くの支援が必要とされる区分ですが、その目的は変わらず、高齢者が自立した生活を送ることができるよう支援を行い、介護を必要とする状態にならないように介護予防のためのサービスを行います。
介護保険制度の目的には「高齢者の自立支援」という理念があります。介護を必要とする状態が高くない高齢者の場合でも、日常生活における生活動作や活動が減少すると、それまで維持していた身体機能が低下していきます。
要支援2の認定を受けた高齢者も、居宅において介助者が居ないなどの場合には、自身の身体機能を上手く利用することが難しくなります。高齢者自身が保持している機能をいかに維持し、そして改善の可能性があればその支援を行うことで、介護の必要な状態に高齢者を置かないことも可能になります。
「要支援」区分でのサービスを「介護予防サービス」と位置づけることで、利用者自身にとってもその目的はより明確となり、またモチベーションを保つためにも有効な理念であると言えます。
要支援の区分では、高齢者が介護を必要としない状態を保つために、利用者のニーズに合わせながら、高齢者自身の残存機能を維持・改善するための最適なサービスを提供することを目的としています。
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